地球に「時計」が初めて誕生したのは!

腕時計はなぜ左腕にするのか。また、日本の女性はなぜ腕時計を手首の内側にするのか

腕時計は過酷な環境にさらされる精密機械だ。利き腕の右腕にしてしまうと、強い衝撃を直接受けてしまうことになる。たとえば拳で机をたたくような動作ですら時計への衝撃は200Gに達する。200Gとは、時計に、自重の200倍の力がかかることを意味し、時計にとっては大事なのだ。また、女性が腕時計を内向きにつける習慣は、男尊女卑が強かった戦前に控え目につけることから定着したとされる。ただし、諸説があり、脇を開けて時計をのぞきこむ仕草がはしたないという見方が影響しているとの説もある

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日時計の影は、北半球では右回りに動く。時計はこれにならった。昔の文明は北半球に存在したため、この右回りが定着することになった

歴史上、地球に「時計」が初めて誕生したのは、今から約5000年~6000年前のエジプトの日時計だった。しかし、「そこに行かないと時刻が分からない」という問題があり、登場したのが「持ち運びができる日時計」だった。写真の日時計は、数本の棒をアルファベットの「T」の形状となるように組み合わせ、そこに刻まれた数本の線を元に時刻を読む仕様になっていた。
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